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お客様の声 Vol.1

医療法人 苫米地レディースクリニック様(青森県八戸市) 導入商品:OA-1500B6

東日本大震災で数日間停電に。非常に怖い思いをしました。

東日本大震災の影響で長時間の停電が発生しました。複数のお産が重なる可能性もあり、非常に厳しい状況でした。当院は青森県八戸市にあり、3月でも寒さがとても厳しくまだ雪も降ります。震災の少し前にガスによるセントラルヒーティングに替えていたため、停電でも暖房は使えました。また、調理場もガスを主体にしていた為、配食も機能していました。その為、入院患者様のみならず出入りの業者さんを受け入れる事が出来、「地域の基地」として対応する事が出来ました。しかし、電気が無いままの状況が続くのは困ります。電気が復旧したとしても、余震の度にまた停電する不安が募りますし、どうすれば良いかも判りません。「あんな思いを二度と繰り返してはいけない」その思いから停電時の対応を考え始めました。
或る日、さめじまボンディングクリニック様(埼玉県)にて院内見学会があり、訪問させていただいた時の事です。非常用電源の設備を拝見させて頂き、このコンパクトな製品『非常用電源-安心-』を初めて知りました。さめじまボンディングクリニック様では、自家発電設備を備えてらっしゃいます。それなのに、なぜさらに蓄電池が必要なのか伺いましたところ、「震災時には自家発電設備をお持ちでなかった事」「震災後、真っ先にアイケンに連絡して蓄電池を購入した事」「発電機は冷暖房や全館の照明対応で、分娩室・オペ室や分娩室の照明は蓄電池で賄っている事」「発電機は騒音や排気ガスも排出する為、地域住民の方々への影響を考慮し、短い停電は蓄電池で賄う事」等を教えていただきました。

(電気が必要な機器ばかりで)どう対策していいか分らなかった。

照明、レセコンや処方箋などの事務機器、ナースコールや通信機器など院内は電気が必要なものばかりです。どこから対策すれ良いのか判りませんでした。まずはアイケンさんへ連絡したところ、打ち合わせで産婦人科での具体的な接続機器や使い方をお話しいただきました。そして、当院の電気関係全般を任せている業者さんをお呼びして直接アイケンさんと電話で打ち合わせをしてもらい、すぐに導入が決定しました。非常時対応ですので特段屋内配線の工事等はする必要が無いとの判断になり、フック状のLED照明と、30mのコードリールを2台準備し、院内の機器や分娩室で使用している医療機器(無影灯、生体モニター、吸引機、保育器など)の電力確保が可能となりました。

オンサイト保守でちゃんと点検に来てくれるので安心

非常時に電気が無いと、いつも通りの診療ができず焦りや不安を生みます。また、蓄電池で対応できる範囲はある程度限られています。年1回の法定点検時に、当院スタッフ向けに「非常時の機器使用説明」をしてもらうよう、アイケン担当者さんに依頼しています。スタッフの意識付けにも繋がり、全員が平時に「非常時の使用方法」を把握する事で、不意の停電に慌てる事なくいつも通りの仕事ができます。又、定期的に非常用電源の点検をしている事が、停電への不安軽減にも役立っているように感じています。

医療法人 苫米地レディースクリニック様(青森県八戸市)

http://tomabechi-ladys.jp/

業務内容
出産・産科 ・婦人科/子宮がん検診/乳腺検診 - 女性のための安心快適マタニティライフをサポートする病院です。