株式会社アイケン

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コラム「見直してみよう身の回りの電気」

電気のある生活が当たり前で生活してきたけれど、「そういえばこれって大丈夫?」という事は意外とあります。停電をあまり体験していないし、そもそもどうやって調べればいいか分らない。そういうなんとなくの疑問をみなさんに代わって確認・検証してみようというのがこの「見直してみよう身の回りの電気」シリーズ連載です。停電を体験した方々の体験談に基づき、停電に関するデータを確認・検証します。連載を通じて、皆さんの疑問や不安がスッキリできればと思っています。

第1回 停電したら電話って使えないの?

雷雨による停電

ここ数年、異常気象による大雨・竜巻・突風等が年々増えつつありますが、年末年始の大寒波で記録的な大雪による被害が多発し、全国各地で停電が発生しました。 雪での停電は、電線に着雪する事により重みや風で電線同士が接触し、漏電する事で起こります。 2014年12月、大雪が原因で岐阜県では約2万世帯、徳島県で約1500世帯に停電が発生しました。特に山間部では積雪や倒木などにより復旧作業が難航し、1週間以上停電が続きました。

大雪による停電

停電を経験した方たちからは、

「動かなくなってから電気で動いている事に気付いた・・・」

「まさか停電で(この機器が)止まるとは思わなかった!」

という声をよくお聞きします。

ニュースや新聞でご存知の方も多いと思いますが、今回一番話題になったのは『電話』です。

FAX機能付電話やコードレスの親子電話は停電時に使えません。

FAXやコードレス親子電話などの機能が備わっている場合、その電話機は電気を使用しています。「壁のコンセントに挿して使用する機器」は、停電時の使用は出来ません。電話を使うには電気が必要になり、停電になると電話が通じないのです。

IP電話(光電話)は停電時に使えません。

IP電話(光電話)は、電話機とは別の端末機器があり、電気を使用しています。その端末に電気がないと、電話の通話はできません。平成14年から光回線の整備を進め、7~8割の世帯がIP電話を利用しているという都道府県があります。今回の大雪で孤立した徳島県はそのIP電話推進都道府県の一つでした。

ビジネス電話

ビジネスフォンは停電時に使えません。

ビジネスフォンと呼ばれる内線・外線の機能が搭載され、内線電話装置のある主装置には電気供給が必須です。(主装置にバッテリーが内蔵されている機種もあります。その場合はバッテリー給電により使用ができます。)

※黒電話の時代は、モジュラージャックまでの電気の供給責任はNTT側にありました。通常の電気配線とは別回路だった為、「電話だけは停電でも使える」といった認識が広がった為、停電でも使えると思われがちです。

黒電話なら電話が使えます

総務省ホームページのお知らせに 「停電時には、基本的に電話の利用できなくなりますので、携帯電話等の代替手段や、予備電源を準備しましょう。」との注意喚起があります。

「電話が通じない」というのはほんの些細な事のように見えて、「安否確認」「救護要請」等非常時には生命線の部分です。携帯電話も充電が切れてしまえばどうしようもありません。ビジネスにおける通信機器の重要性はここで述べるまでもありません。「少しの電気を備える」だけでも安心感は大きく変わります。この機会にあなたの周りにある電話の状況を確認してみて下さい。

次回は、「第2回 寒い時期に停電したらどうなる?」をお送りしたいと思います。

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